カブータンの株ブログ

株初心者が株で財を為すことを目指すブログ

CAN-SLIM 銘柄分析 - オリックス

52週高値を見て、オリックスが気になったので CAN-SLIM を見てみる。

 

何をしている?

総合リース最大手。保険・信託など金融事業多角化。事業投資や海外も展開

 

C (当期四半期のEPSと売上)

・直近の四半期のEPSが前年同期比で20~50%の上昇率があるか

+64.8%

 

・売上が直近の四半期に25%以上増加しているか or 売上増加率が直近3四半期で加速しているか

14%

 

前4半期とはプラスだが、前々と前はマイナス

 

2/2

 

A (Annual Earnings Increases = 年間EPSの増加)

・過去3年連続で大幅にEPSが増加しているか (25~50%)

増えて、減っている

 

・最近の四半期でもEPSに力強い向上が見られるか

前年同期比+64.8%

 

ROE (株主資本利益率。純利益/純資産) が17%以上

9.89

 

1/3

 

N (Newer Companies, New Products, New Management, New Highs Off Properly Formed Bases = 新興企業、新製品、新経営陣、正しい株価ベースを抜けて新高値)

 

・新しい変化(製品・サービス・技術・経営陣)を生み出した銘柄か

株探のニュースタブを見たが、それっぽいニュースは見当たらなかった。

 

・新高値を更新しているか

YES

 

・株価のベースが形成されているか (通常7~8週間から長い時で15ヶ月)

 長くないけど多分YES

 

・強気相場で株価がベースから上へ、出来高と共にブレイクアウトし始めたか

強気かは不明だが YES

 

ブレイクアウトして買いポイントから株価がすでに5~10%上昇していないか

ちょうどブレイクアウトしたかな?

 

3/5

 

S (Supply and Demand = 株式の需要と供給)

・自社株買いをしているか

YES

 

・発行済み株式数が多くないか

1,214,961,054

10億とかなり多い

 

1/2

L (Leader or Laggard=主導銘柄か、停滞銘柄か)

・業界内で四半期か通期のEPSが上位1〜3の主導銘柄か

業界内でEPSが大きいかどうか判断できるページは株探にはなさそうだが、結構主導?

 

・RSIが80以上か

TradeviewのRSIを見るに、64.9

 

1/2

I (Institutional Sponsorship = 機関投資家による保有)

・平均以上の投資成績を残している機関投資家が少なくとも数社は保有しているか

YES。

 

・ 最近の四半期で機関投資家の数が増えているか

不明

 

1/2

M (Market Direction = 市場の方向性)

  • マーケットの天井でないか
    • 株価が横ばいの時に出来高の売りが伸びていないか
    • 主導株の値動きが下がっていないか
  • 上昇の試しが失敗する時のサイン3つ
    • 株価が上昇するのに出来高が上昇してないか
    • 日経平均の上げ幅が前日より (日々) 少なくないないか
    • 直近の高値、安値を超えていないか

ここのチェックリストの解像度を上げたい

 

9/16点

 

CAN-SLIM 銘柄分析 - ロードスターキャピタル

業種別株価指数を見たら、その他金融業が3.68%も上がっていた。

昨日配信していた株YouTuber が、最近金融しか買ってないと言っていたので、見事に上げていてすごいと思った。

 

52週高値を見て、ロードスターキャピタルが気になったので CAN-SLIM を見てみる。

 

何をしている?

都市部の中規模オフィスビル投資。

不動産特化型クラウドファンディングサービスも。

 

C (当期四半期のEPSと売上)

・直近の四半期のEPSが前年同期比で20~50%の上昇率があるか

300%

 

・売上が直近の四半期に25%以上増加しているか  or 売上増加率が直近3四半期で加速しているか

前年比共に90%以上

 

2/2

 

A (Annual Earnings Increases = 年間EPSの増加)

・過去3年連続で大幅にEPSが増加しているか (25~50%)

直近の伸びはそこまでだが、前前年度と前年度は (140%の増加)

 

・最近の四半期でもEPSに力強い向上が見られるか

見られる。前四半期比・前年同期比で3倍

 

ROE (株主資本利益率。純利益/純資産) が17%以上

通期の直近の数値は29.13

 

2/3

 

ここまで好調。

 

N (Newer Companies, New Products, New Management, New Highs Off Properly Formed Bases = 新興企業、新製品、新経営陣、正しい株価ベースを抜けて新高値)

 

・新しい変化(製品・サービス・技術・経営陣)を生み出した銘柄か

株探のニュースタブを見たが、それっぽいニュースは見当たらなかった。

もうちょっと会社のサイトとか色々調べてみても良いかも。

 

ただただ、決算が好調。

 

・新高値を更新しているか

YES

 

・株価のベースが形成されているか (通常7~8週間から長い時で15ヶ月)

 2023-12から2024-2のチャートを見るとここが正しいベース

 

・強気相場で株価がベースから上へ、出来高と共にブレイクアウトし始めたか

正しいベースからでいうと2024-2-16あたりで YES

 

ブレイクアウトして買いポイントから株価がすでに5~10%上昇していないか

最初の買いポイントはおそらく、2024-3-19あたりで、そこから比較するとすでに5~10%は超えている。次のベースを考えると、2024-5-9では形成中に見える

 

3/5

 

S (Supply and Demand = 株式の需要と供給)

・自社株買いをしているか

比率は落ちているが、23.27%と高め

 

・発行済み株式数が多くないか

21,444,000 株

平均がどれぐらいか分からんので、多いか判断できない。

数社見た感じだと、1000万~1億程度だったので、多くはなさそう。

 

2/2

L (Leader or Laggard=主導銘柄か、停滞銘柄か)

・業界内で四半期か通期のEPSが上位1〜3の主導銘柄か

3倍なのでいい感じ (解像度上げたい)

 

・RSIが80以上か

TradeviewのRSIを見るに、2024-5-9 時点では、72

 

1/2

I (Institutional Sponsorship = 機関投資家による保有)

・平均以上の投資成績を残している機関投資家が少なくとも数社は保有しているか

23年の12月時点

日本マスタートラスト信託銀行 (変動: 2.13%↑)

・キャピタルジェネレーション (変動: -)

・RenrenLianheホールディングス(ケイマン)  (変動: -)

モルガン・スタンレーMUFG証券 (変動: 1.23%)

日本カストディ銀行 (NEW)

日本証券金融 (NEW)

 

十分。

 

・ 最近の四半期で機関投資家の数が増えているか

株探では直近が 23.12 の株主情報なので最近の四半期の株主は分からない。

23.12時点では、機関投資家と言って良いのか分からないが、金融機関が追加されている

 

1/2

M (Market Direction = 市場の方向性)

  • マーケットの天井でないか
    • 株価が横ばいの時に出来高の売りが伸びていないか
    • 主導株の値動きが下がっていないか

(今後の課題)

日経平均出来高の売りが伸びているのかどうか分かっていない。

主導株が分かっていない。

 

  • 上昇の試しが失敗する時のサイン3つ
    • 株価が上昇するのに出来高が上昇してないか
    • 日経平均の上げ幅が前日より (日々) 少なくないないか
    • 直近の高値、安値を超えていないか

 

初めて CAN-SLIM 全てを通して、分析してみた。

全てを満たしているわけではないが、結構いい銘柄に見えた。

 

エントリーするかは一旦置いておいて、精度とスピードを高めるように数をこなしていく。

 

12/16

CAN-SLIM 銘柄分析 - JPMC

以前、52週高値に乗っていた JPMC という銘柄をウォッチリストに入れていた。

この銘柄を CAN-SLIM に当てはめて購入すべきかを考えてみる。

ちなみに、決算は4日後。

C (当期四半期のEPSと売上)

・直近の四半期のEPSが前年同期比で20~50%の上昇率があるか

 

株探の決算タブの「3ヶ月決算【実績】」の「修正1株益」確認

 

22.10-12:  9.1

23.10-12:  27.6

 

300% (wow)。合格。

 

・売上が直近の四半期に25%以上増加しているか

 

22.07-09:  14,432

23.10-12:  14,413

 

前四半期に比べるとマイナス。前年同期比だと3.3%。

満たしていない。

 

・売上増加率が直近3四半期で加速しているか

 

23.04-06 14,295 1.1
23.07-09 14,432 3.5
23.10-12 14,413 3.3

 

加速はしていない。

 

結論

ウォッチリストに入れていた銘柄を CAN-SLIM に当てはめてみた結果、Cすら満たしていなかった。

 

一旦全てのウォッチリストを外し、ゼロからスタートする

 

オニールの「CAN-SLIM」チェックリスト

オニールの銘柄選定方法である、 CAN-SLIM を勉強した。

これをチェックリストとして、銘柄選定に活用する。

 

C (Current Quarterly Earnings = 当期四半期のEPSと売上)

  • 直近の四半期のEPSが前年同期比で20~50%の上昇率があるか
  • 売上が直近の四半期に25%以上増加しているか
  • 売上増加率が直近3四半期で加速しているか

A (Annual Earnings Increases = 年間EPSの増加)

  • 過去3年連続で大幅にEPSが増加しているか (25~50%)
  • 最近の四半期でもEPSに力強い向上が見られるか
  • ROE (株主資本利益率。純利益/純資産) が17%以上

N (Newer Companies, New Products, New Management, New Highs Off Properly Formed Bases = 新興企業、新製品、新経営陣、正しい株価ベースを抜けて新高値)

  • 新しい変化(製品・サービス・技術・経営陣)を生み出した銘柄か
  • 新高値を更新しているか
  • 株価のベースが形成されているか (通常7~8週間から長い時で15ヶ月)
  • 強気相場で株価がベースから上へ、出来高と共にブレイクアウトし始めたか
  • ブレイクアウトして買いポイントから株価がすでに5~10%上昇していないか 

S (Supply and Demand = 株式の需要と供給)

  • 自社株買いをしているか
  • 発行済み株式数が多くないか

L (Leader or Laggard=主導銘柄か、停滞銘柄か)

  • 業界内で四半期か通期のEPSが上位1〜3の主導銘柄か
  • RSIが80以上か

I (Institutional Sponsorship = 機関投資家による保有)

M (Market Direction = 市場の方向性)

  • マーケットの天井でないか
    • 株価が横ばいの時に出来高の売りが伸びていないか
    • 主導株の値動きが下がっていないか
  • 上昇の試しが失敗する時のサイン3つ
    • 株価が上昇するのに出来高が上昇してないか
    • 日経平均の上げ幅が前日より (日々) 少なくないないか
    • 直近の高値、安値を超えていないか

 

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